今月中にルチャリブレTシャツが届くかも......かも
2017年12月21日
マルちゃん
メキシコ生活を振り返ってみると、会議、授業の準備、ノートや宿題のチェックなどでお昼食べる時間もままならない時が多かったように思います。私の仕事が遅いからということもあるんでしょうけど。
そんな時はカフェテリアに行って「マルちゃん」を買ってさっと済ませる。
「マルちゃん」
これです。

日本の東洋水産のカップラーメンのキャラクター「マルちゃん」が、メキシコでは商品名になってしまっているという。
時間がない大人だけでなく、私の担当している小学低学年の生徒たちもカフェテリアでよくマルちゃん買っておいしそうに食べていましたね。
日本のと比べるとスープも麺も違っていましが、一番の違いは食べ方です。 メキシコの人たちはマルちゃんに付いているチレソーズとリモン(レモン)を絞って食べる。 しかもフォークで。
衝撃でした。 でも郷に入りてはと言うじゃないですか。やってみましたよ。チレソース、レモンかけ。
あれ?意外とおいしいかも。 うん、なかなかいける。 しばらくすると、チレソースとレモンがないと物足りないとさえ感じてきました。
マルちゃんの種類はビーフ、チキン、えびなど数種類ありますが、個人的によく食べていたのはえび。日本でもお馴染み、小さいえびが入っているあれです。

ルチャリブレ(メキシコのプロレス)会場でも売っていて、外で買うより高いのについつい手を出してしまったことがあります。
スーパー、コンビニ、プロレス会場、学校とあらゆるところで食されているマルちゃん。 不思議に感じながらも深くは考えず、自然とメキシコ文化として受け入れてきましたが、数年前にある本を発見しました。
『「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか?』

発見から数年の時を経て、やっと読んでみました。
1970年代すでに輸出されていたマルちゃんがそもそも何故メキシコに持ち込まれたか、その背景には今も変わらぬ移民や出稼ぎがあるようです。アメリカに出稼ぎに来ていた移民が、家族や友人へのお土産として、軽量のカップ麺を大量に持ち帰ったことが要因の一つだそうです。
こんな安くて便利な食べ物があるぞという感じでしょうか。
なるほど、それから数十年後、メキシコにこんなものあったよ、と日本人の私が日本へのお土産として持って帰ってしまったのですね。
とにかく、そういう経緯でメキシコへ入ったマルちゃんは、現地で独自の進化を遂げることになるんですね。これがローカリゼーション(=現地化)とこの本で言われています。 サイズが日本のものより小さめ、味も薄め、そのかわりチレとレモンをかける。
加えて、メキシコでマルちゃん説明するのに、「sopa de Marucha=マルちゃんのスープ」という表現をしていました。ラーメンは麺が主役であるという概念を持っている日本人には少々違和感がありましたが、メキシコでは「スープ」だそうです。
異文化ならではですね。
異文化の人々に製品やサービズを受け容れてもらうために、ローカリゼーションの視点が書かれているのがこの本なのです。マルちゃんはあくまでひとつの例として、ほかにも地図の書き方だったり、スマホだったり、様々なジャンルから現地化について考えられている内容となっています。
しかしマルちゃん以外はあまり興味がないので読んでいません。
気になる方は県立図書館に行ってくだされ。来週には返却しますからね
ちなみに、職場の印刷を担当していたおじさんが、「マルちゃん」という名前でした。

◆お知らせ◆
12月定休日/6日、13日、20日、27日
1月は4日から営業開始です
BUEN FIN(年末大売り出し)~12/31(土)
ルチャリブレ応援用マスク年内到着予定
◆イベント◆
2018年1月19日~23日
「Colmena Free Exhibition -Japonism-」テーマフリー&サブテーマ「和・ 日本趣味」
刺繍作品を出品
◆店主刺繍作品
↓↓↓
インスタグラム
◆topeネットショップ◆
【取り扱い商品】
58商店の商品/ルチャリブレマスク/ルチャリブレTシャツ/ルチャリブレステッカー
ブリキ/刺繍ブラウス/刺繍ワンピース/オアハカバッグ/メルカドバッグ
ロサリオ/ミラグロ/その他カトリックのメダル/パペル・ピカード
そんな時はカフェテリアに行って「マルちゃん」を買ってさっと済ませる。
「マルちゃん」
これです。

日本の東洋水産のカップラーメンのキャラクター「マルちゃん」が、メキシコでは商品名になってしまっているという。
時間がない大人だけでなく、私の担当している小学低学年の生徒たちもカフェテリアでよくマルちゃん買っておいしそうに食べていましたね。
日本のと比べるとスープも麺も違っていましが、一番の違いは食べ方です。 メキシコの人たちはマルちゃんに付いているチレソーズとリモン(レモン)を絞って食べる。 しかもフォークで。
衝撃でした。 でも郷に入りてはと言うじゃないですか。やってみましたよ。チレソース、レモンかけ。
あれ?意外とおいしいかも。 うん、なかなかいける。 しばらくすると、チレソースとレモンがないと物足りないとさえ感じてきました。
マルちゃんの種類はビーフ、チキン、えびなど数種類ありますが、個人的によく食べていたのはえび。日本でもお馴染み、小さいえびが入っているあれです。

ルチャリブレ(メキシコのプロレス)会場でも売っていて、外で買うより高いのについつい手を出してしまったことがあります。
スーパー、コンビニ、プロレス会場、学校とあらゆるところで食されているマルちゃん。 不思議に感じながらも深くは考えず、自然とメキシコ文化として受け入れてきましたが、数年前にある本を発見しました。
『「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか?』
発見から数年の時を経て、やっと読んでみました。
1970年代すでに輸出されていたマルちゃんがそもそも何故メキシコに持ち込まれたか、その背景には今も変わらぬ移民や出稼ぎがあるようです。アメリカに出稼ぎに来ていた移民が、家族や友人へのお土産として、軽量のカップ麺を大量に持ち帰ったことが要因の一つだそうです。
こんな安くて便利な食べ物があるぞという感じでしょうか。
なるほど、それから数十年後、メキシコにこんなものあったよ、と日本人の私が日本へのお土産として持って帰ってしまったのですね。
とにかく、そういう経緯でメキシコへ入ったマルちゃんは、現地で独自の進化を遂げることになるんですね。これがローカリゼーション(=現地化)とこの本で言われています。 サイズが日本のものより小さめ、味も薄め、そのかわりチレとレモンをかける。
加えて、メキシコでマルちゃん説明するのに、「sopa de Marucha=マルちゃんのスープ」という表現をしていました。ラーメンは麺が主役であるという概念を持っている日本人には少々違和感がありましたが、メキシコでは「スープ」だそうです。
異文化ならではですね。
異文化の人々に製品やサービズを受け容れてもらうために、ローカリゼーションの視点が書かれているのがこの本なのです。マルちゃんはあくまでひとつの例として、ほかにも地図の書き方だったり、スマホだったり、様々なジャンルから現地化について考えられている内容となっています。
しかしマルちゃん以外はあまり興味がないので読んでいません。
気になる方は県立図書館に行ってくだされ。来週には返却しますからね
ちなみに、職場の印刷を担当していたおじさんが、「マルちゃん」という名前でした。






◆お知らせ◆
12月定休日/6日、13日、20日、27日
1月は4日から営業開始です
BUEN FIN(年末大売り出し)~12/31(土)
ルチャリブレ応援用マスク年内到着予定
◆イベント◆
2018年1月19日~23日
「Colmena Free Exhibition -Japonism-」テーマフリー&サブテーマ「和・ 日本趣味」
刺繍作品を出品
◆店主刺繍作品
↓↓↓
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【取り扱い商品】
58商店の商品/ルチャリブレマスク/ルチャリブレTシャツ/ルチャリブレステッカー
ブリキ/刺繍ブラウス/刺繍ワンピース/オアハカバッグ/メルカドバッグ
ロサリオ/ミラグロ/その他カトリックのメダル/パペル・ピカード
Posted by tope at 12:42│Comments(0)
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